日日ちち弁

父(70歳)のつくる弁当と、時々日本酒、おいしいめし。

1月9日の甘酒と、covid-19について少し。

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のびーっ


引き続き寒い東京の夜、いかがお過ごしでしょう。

↑のおかか氏のように床暖房に頼れない私は、着る毛布にくるまって暖を取っているのですが、ふと気付く。
こんな時は・・・甘酒だ・・・!

チューブに入ったお手軽酒かす(味噌汁に入れて粕汁もどきにしようとしていた)があることを思い出したので、さっそく簡易甘酒をつくりました。


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こちら便利な酒かすパウチ。



これを鍋に絞り出して、でもいいのですが、一人ぶんですからカップや湯飲みにそのまま適量絞ってしまえば大丈夫。

そこに砂糖、お好みでおろしショウガ(もちろん生にこしたことありませんが、チューブでお許しを!)をこれまた適量入れて、お湯を注いでかき混ぜます。
最初に少しだけお湯を入れて酒かすをふやかしておくと、お湯となじみやすいですね。


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はいできた。


酒かすの甘酒、うまい!
麹で作る甘酒(ノンアルコール)も大好きですが、ほんのり日本酒風味が残った酒かすバージョンもいいですよね。手軽なのも高ポイントであります。


さて、本日のちち飯・・・と行きたいところですが、まだ写真が到着していないので(笑)今日は私、高原きりんの職業についてちょっと真面目な話(?)を。

私は、都内の回復期病院でリハビリ職についています。
急性期病院ではないので直接covid-19、コロナ患者に接することは少ないですが、徐々に『コロナ感染歴あり』と既往に書かれた患者さんが増えてきました。

スタッフにはまだ感染者はいませんが、その家族に感染が確認されたという報告はあがってきています。いつ自分が感染してもおかしくない状況かと思います。


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目がちかちかしてきたので、床暖で行き倒れるねこでもどうぞ



単なる感染リスクもそうですが、ほかにも危惧することが色々。

まず一つは、外部の目が届かなくなること。
巷の病院や施設もそうですが、面会は禁止の措置が取られたまま解除される気配がありません。その結果として、現在の病院は非常に閉鎖的な印象です。

患者さんに一番有効な"家族の面会"がないことで脳への刺激も減ってしまいますし、一部の医療従事者が患者さんに失礼な言動をした場合(本当に残念ながら、許されないことですが、存在します)でも、発見されず闇に葬られる可能性が高くなります。

二つ目は、適切なリハビリテーションが提供しにくいこと。
回復期病院は、身体の機能を回復させて次のステップへ向かう(それは自宅復帰であったり、施設入所であったりと人それぞれですが)ための場所です。

しばらく自宅から離れて病院で過ごしていた患者さんが、完全に自宅復帰する前のステップとして『外出』『外泊』(家族と出かけたり、自宅で過ごす)があります。

久しぶりに自宅の環境を確認する患者さんだけでなく、そんな患者さんを自宅に再び受け入れる家族にとっても、非常に大切なイベントですが、お察しの通り現在は実施できなくなっています。なぜか?病院にコロナを持ち込まれては困るから、ですね。

もちろんその中でできる限りのことはするわけですが、やっぱり実際に自宅へ戻って数時間でも一晩でも過ごしてみる、その体験に勝るものはありません。
コロナと戦っているにしても、これではやっぱり不十分。
とはいえ、当然生命は最優先でありますし・・・。

毎日うーむ。。。。と思いながら働いているのでした。


でもこんな時ですので、おいしいものを食べて元気でいたいと思っております。
もちろんちち飯と日本酒もね!(酔っぱらい)
早くお店で「とりあえずビール!」ができる世の中になってほしい高原きりんでした。

ではでは、明日も皆様、健康で!



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